2011年06月24日

サルに学ぶ学習法!!!

東京医科大学の入来教授のグループの実験。

ニホンザルを椅子に腰掛けさせて椅子に固定した状態でサルの好物のえさを
サルが手を伸ばしても届かない場所に置きます。
そして、そのえさを引き寄せることができる棒状の道具を
サルの手の届くところに置きます。
こうしますとサルは2週間の学習で、道具を手に取り、
えさを引き寄せて食べることが出来るようになります。

一方、同じようにサルを椅子に固定し、えさを手の届かないところに置きます。
今回はえさまで届く道具はえさの少し手前で、サルからは直接手を伸ばしても
届かないところに置きます。
そして、えさまで届く長い棒には届くけれどもえさには直接届かない
短い棒を、サルの手の届くところに置きます。
道具を持ち替えて2つ使えばえさを取れるわけです。

この状況に何も学習していないニホンザルを入れても、彼らは一生かかっても
えさを取ることは出来ません。サルには2つの道具を使うのは難しいのです。

ところが前述の学習を行ったサルは1日で2つの道具を使い、
えさを取ることが出来るようになります。

わたしは、これは基礎学習の重要さを示す実験だと解釈しています。
読み・書き・計算の基礎学習を時間をかけてきっちりとできるようになった
子どもたちは、どんなに複雑な問題と遭遇した場合でも、彼らの脳が
その解法を自然に教えてくれるのです。

ところが基礎学習をおろそかにした子どもたちは、
応用問題は絶対に出来ないというのが自然の摂理なのです。
~東北大学教授 川島隆太著 「子供の脳を賢くする脳の鍛え方」より~


大人も子供も切羽詰ってくると安易な方法を考えがちです。
学校のテストが近くなってくると、よく見られます。
テストに出るかもと言われた応用問題ばかりを解こうとする生徒・・。
でも、よく考えましょう。
応用問題って実は基礎がいくつも組み合わさったもの。
数学・算数でいえば、基礎公式を2こ、3こ使って解く問題。
基礎公式を確実に覚えていなければ解けません。

出題される確率で見ていっても応用問題と基礎公式、どちらが多いと思います。
たくさん練習して解法を丸暗記した応用問題自体がテストに出題される確率って・・。
基礎公式ならば、応用問題でも使いますし、基礎問題でももちろん使います。

こう考えるとどちらがテストで点数がとれる勉強法なのか分かりますよね。
当塾では
基礎が確実に身に付く 繰り返し学習を奨励します!


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Posted by lenet at 12:27Comments(1)つぶやき・日記